越年草 北海道〜九州の山の谷間の湿地に生える。根出葉は花時にはなく、茎は高さ60〜90cmで直立、分枝し4稜線がある。葉は有柄で長さ柄と共に5〜16cm、幅2〜5cm、毛はなく3脈が目立つ。萼片は広倒披針形で花冠の約1/3長。花冠は白色、5深裂し裂片は長さ10〜13mm、上半に濃緑の細点があり中央部に黄色円形の2腺体がある。さく果は花冠より少し長く、種子は長さ約0.9mmで細瘤状突起がある。花期は9〜10月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Swertia bimaculata リンドウ科センブリ属 |
▼2015年9月29日 東忌部 | ▼花は直径約2cm。 | |
▼花冠裂片に2個の黄色い腺体がある。 | ▼花の裏面。 | |
▼2011年10月8日 八雲 | ||
▼2010年10月23日 島根 | ||
▼2010年9月11日 八雲 | ||
▼2009年10月11日 八雲 | ▼蜜腺はアリに人気が高い。 | |
▼条件が整えば、切れた茎はすぐ発根するようだ。 | ||
▼2007年10月13日 八雲 | ||
▼蜜腺溝の蜜を舐める蟻 | ||
▼葉は全縁で、3脈が目立つ。 | ||
▼2007年10月20日 八雲 | ||
▼蕾の様子 | ||
▼2015年10月24日 果実 大東 | ▼熟すと2裂し、裂片がそり返る。 | |
▼果実は枯れた花被の中にある。 | ▼花被を除いた果実、長さ約1.5cm。 | |
▼種子は長さ1〜1.2mm。 | ▼種子の表面に瘤状の突起が密生する。 | |
▼2013年1月7日 果実 八雲 | ▼熟すと2裂し、裂片がそり返る。 | ▼果実は長さ約1.5cm。 |
▼種子は長さ約1mm、 | ▼種子表面にこぶ状突起が多数ある。 | ▼種子表面の拡大。 |
▼2012年11月10日 若い果実 宍道 | ||
▼若い果実。 | ▼果実は長さ約1.3cm。 | ▼果実の縦断面。 |
▼果実の横断面。 | ▼若い種子、直径約1.3mm、こぶ状突起がある。 | |
▼2012年9月24日 蕾 八雲 | ||
▼2012年6月23日 八雲 | ||