つる性1〜越年草 ヨーロッパ〜北アフリカ、西アジア原産。牧草用、緑肥用等として使用されることから、各地から逸出したものが記録される。茎はつる性で太く、長さ80〜150cm。葉は羽状複葉で小葉は5〜12対あり、長楕円形〜披針形、長さ1〜3cm、幅3〜6mm、先端部は分岐した巻きひげとなる。托葉は卵形で長軟毛がある。総状花序は葉腋に側生し、10〜40花をつける。萼は長さ5〜6mmで円筒形、花は紫色〜紅紫色、長さ1〜2cmで旗弁は上部がそり返る。豆果は長楕円形で長さ約3cm、幅1cmで中に2〜8種子を入れる。本種の白花品も一部見受けられる。花期は4〜5月。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、 Vicia villosa subsp. villosa マメ科ソラマメ属 |
▼2013年6月16日 牧草地 東出雲 | ▼花の筒部は反り返った部分のほぼ2倍長。 | ▼花軸や萼に長軟毛がある。 |
▼花序は長さ約6cm。 | ▼花は長さ約1.7cm、花柄は萼筒の下側につく。 | ▼萼に長軟毛がある。 |
▼若い果実。 | ▼果実は長さ約2.7cm、種子が4個見える。 | |
▼葉の先端は巻きひげになる。 | ▼葉の表面や葉軸に軟毛がある。 | ▼小葉は長さ約1.4cm、先端は突起がある。 |
▼葉の裏面に軟毛がある。 | ▼葉柄基部に托葉がある。茎に軟毛がある、 | |