エビスグサ(夷草)

1年草
熱帯アメリカ原産。江戸時代に中国より薬用として渡来し、本州〜南西諸島の畑地、樹園地、牧草地、道ばたなどに生育する。茎は直立、分枝があり高さは50〜200cm。葉は互生、偶数羽状複葉を形成し、小葉は2〜4対で3対が多く、倒卵形〜楕円形で長さ3〜4cm、葉柄上に1個の蜜腺がある。花は葉腋から伸びた10〜20mmの花柄に1〜2個つける。萼は長卵形。花弁は倒卵形で黄色、左右相称。果実は豆果、円柱形で長さが約15cm、25〜30個の種子を入れる。種子は菱形で長さ5mm、茶褐色。種子繁殖する。花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Senna obtusifolia
マメ科センナ属
 よく似たハブソウは小葉が狭卵形で先が尖り、花が横向きに開く。



▼2015年8月27日 美保関

エビスグサ花

エビスグサ

エビスグサ

▼花は長さ約1.7cm。▼花弁は長さ約1.7cm。

エビスグサ花

エビスグサ

エビスグサ

▼花弁を除いた。雌しべは曲がっている。▼葉腋の短い花柄から2個の小花柄をのばし花をつけている。

エビスグサ花

エビスグサ

エビスグサ

▼花弁の落ちた若い果実。▼小葉柄基部の蜜腺に蟻がきている。▼葉は偶数羽状複葉。

エビスグサ果実

エビスグサ蜜腺

エビスグサ葉

エビスグサ葉

エビスグサ

エビスグサ




▼2011年10月19日 美保関▼若い果実

エビスグサ花

エビスグサ

エビスグサ果実

▼果実は長さ約8cm。▼若い種子は長さ約6mm。

エビスグサ果実

エビスグサ果実

エビスグサ種子

▼小葉の柄の基部に突起状の蜜腺がある。

エビスグサ葉

エビスグサ葉

エビスグサ葉裏面

エビスグサ茎

エビスグサ

エビスグサ

▼2010年9月11日 八雲

エビスグサ花

エビスグサ花

エビスグサ花

▼線形で長い果実。▼小葉の柄の基部に突起状の蜜腺がある。

エビスグサ果実

エビスグサ葉

エビスグサ葉

▼葉柄の基部に線形の托葉がある。

エビスグサ茎

エビスグサ

▼2005年9月24日 畑に野生 上乃木

エビスグサ花

エビスグサ花

▼2005年8月13日 畑に野生 上乃木

エビスグサ

エビスグサ

エビスグサ



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