越年草 ヨーロッパ原産。寒地を中心に観賞用に栽培されていたが、逸出して各地で道ばたなどに散発する。全体にやや粗い毛がある。根生葉と茎の下部の葉には長い柄があって葉身は長心臓形〜卵形、粗い鋸歯がある。茎上部の葉は無柄。茎の上部に直径2cmほどの、香りのある紅紫色の4弁花を総状につける。果実は直径3cmほどで著しく扁平な長円形。熟すと薄いうちわ形になる。別名ルナリア。花期は3〜5月。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Lunaria annua アブラナ科ゴウダソウ属 |
▼2013年4月25日 美保関 | ||
▼花は直径約2.5cm。 | ||
▼若い果実は長さ約2.5cm、先端に長い突起がある。 | ||
▼下部の葉は葉柄がある。 | ▼葉身は長さ約13cm。 | ▼表面に短毛がある。 |
▼葉脈に毛が多い。 | ▼上部の葉は無柄。 | |
▼茎や花柄に毛がある。 | ||
▼2017年4月22日 国屋 | ||
▼花は直径約3cm。 | ||
▼2013年4月29日 国屋 | ▼若い果実 | |
▼茎に長い毛が多い。 | ||
▼2013年7月20日 果実 美保関町 | ▼果実は長さ約3.5cm、先端に花柱が残る。 | |
▼中の仕切りを挟んで種子が入る。 | ▼種子は著しく偏平で周囲に翼がある。 | ▼種子は長さ約7.5×6.5mm。 |
▼種子が落ちると中の仕切りだけ残る。 | ||