越年草 日本全土の海岸に生える。高さ10〜40cm。茎は円柱形で稜があり、しばしば赤みを帯びる。葉は互生し、長さ2〜5cm、幅1〜2.5cmの倒卵形または倒披針形で、厚くて光沢がある。展開する前の葉は密に重なり合っている。茎の先に短い総状花序をだし、葉状の苞のわきに白い花を1個ずつつける。花冠は直径1〜1.2cmで深く5裂する。果実はさく果で直径4〜6mmの球形で先端に花柱が残る。果皮はかたく、熟すと先端に小さな穴があき、小さな種子を多数まき散らす。花期は5〜6月。(野に咲く花) 学名は、Lysimachia mauritiana サクラソウ科オカトラノオ属 |
▼2014年6月19日 鹿島 | ||
▼花は直径約9mm。 | ▼雄しべ花糸に小さな突起がある。 | |
▼雄しべ花糸の小さな突起。 | ▼未熟な果実。 | ▼未熟な果実は長さ約6mm。 |
▼葉は無柄で、長さ約3.5cm。 | ▼葉の表面は無毛。 | |
▼葉の裏面。 | ▼葉の裏面は無毛。 | |
▼2019年6月17日 鹿島 | ||
▼2007年6月10日 島根 | ||
▼2004年5月23日 鹿島 | ||
▼2006年6月18日 鹿島 | ||
▼2005年7月18日 鹿島 | ▼根生葉 | |
▼2005年11月5日 島根 | ||
▼2013年3月28日 果実 鹿島 | ▼種子が1個残っていた。 | |
▼表面に網目状の凹みがある。 | ▼種子は長さ約1.1mm。 | |
▼2013年1月20日 果実 島根 | ▼熟すと先端が4裂し種子が出る。 | |
▼果実は直径約5mm。 | ▼果実の縦断面。中心に球形の胎座がある。 | |
▼胎座の窪みに種子がはめ込まれている。 | ▼種子の表面は網目状の凹みがある。 | ▼種子の側面。 |
▼種子は長さ約1mm、3稜形。 | ▼種子の側面。 | ▼種子の裏面。 |
▼網目状の凹みの拡大。 | ||
▼2010年11月3日 果実 鹿島 | ▼種子 | |
▼種子には網目模様がある。 | ||
▼2004年6月13日 果実 鹿島手結 | ||
▼2004年11月20日 果実 美保関 | ||
▼2012年4月2日 ロゼット葉 島根 | ▼葉は長さ約3cm、葉柄はない。 | ▼葉の裏面。 |
2▼004年11月20日 ロゼット葉 美保関 | ▼2005年4月9日 ロゼット葉 鹿島 | |