1年草 北海道〜九州の海岸の砂丘や海浜に近い草原、路傍に生育し、やや群生する。茎は分けつして叢生し、基部はほふく状になって横に広がる。茎は高さ15〜25cm。葉は長さ4〜8cm、幅5〜10mm、短く披針形、少し紫色を帯び無毛。花穂は長楕円形、長さ1.5〜3cm、径1cm、はなはだ密に小穂と長い毛をつけ、やや紫色を帯びる。小穂は楕円形、黄緑色、無毛、長さ2mm、背面は突出する。第1包穎は第2包穎より短く卵形、膜質、長さ0.8mm。果実は広楕円形、円頭、腹面は偏平、臍は点状、乳灰色、光沢があり長さ1.4〜1.5mm。花期は7〜8月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Setaria viridis var. pachystachys イネ科エノコログサ属 |
▼2014年7月9日 美保関 | ▼花序は長さ約3cm。 | ▼小穂の基部に剛毛がある。 |
▼剛毛は長さ約10mm。 | ▼小穂の基部に剛毛がある。 | ▼第1包穎は長さ約0.8mm。 |
▼第2包穎は小穂と同長。 | ▼剛毛には上向きの刺がある。 | ▼葉舌は毛状。 |
▼葉鞘に毛がある。 | ||
▼2010年10月6日 美保関 | ||
▼2006年8月5日 鹿島 | ||
▼2005年7月18日 鹿島 | ||
▼2013年1月20日 枯れた状態 島根 | ▼花序は長さ約2.5cm。 | ▼剛毛は長さ7〜9mm。 |
▼剛毛には上向きの刺がある。 | ▼剛毛の基部。 | |
▼2012年4月2日 枯れた状態 鹿島 | ||