常緑多年草 千葉県以西〜九州の山の木陰に生える。高さ40〜60cm。葉は数個、葉身は広披針形〜狭長楕円形で両端が尖り、長さ15〜40cm、幅5〜8cm、光沢はなく、両面特に下面にはビロード状の細毛がある。葉舌は長さ2〜4mm、葉鞘とともに毛がある。花序は穂状で直立し長さ10〜15cm、密に細毛がある。苞は膜質で早く落ちる。萼は筒状で細毛があり、長さ10〜12mm、先は鈍い3歯があって内側が少し裂ける。花冠は3裂し外面有毛、後方の1片は立ち上がって雄しべを包む。唇弁は卵形で長さ約1cm、白色で紅色の条があり、縁は波状に縮れ、基部両側に黄赤色の尖った附属体がある。雄しべは1個。子房は密に毛がある。果実は広楕円形、晩秋から冬にかけて赤く熟し長さ12〜18mm、細毛があり、先に萼が宿存する。花期は5〜6月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Alpinia japonica ショウガ科ハナミョウガ属 |
▼2014年6月15日 八雲 | ||
▼2009年6月21日 八雲 | ||
▼2005年6月12日 八雲 | ||
▼2022年5月21日 蕾 八雲 | ||
▼2005年5月28日 蕾 八雲 | ||
▼2013年11月30日 果実 八雲 | 果実は長さ約1.5cm。 | |
数個の種子が固まって入っている。 | 種子は白い仮種皮に包まれている。 | 仮種皮に包まれた種子。 |
種子は不定形、長さ約4mm。 | 表面には小さな凹凸が多数ある。 | 表面の拡大。 |
▼2013年1月31日 果実 八雲 | 果実は長さ約1.5cm。 | |
果実の先に萼が残る。 | 果実の表面に短毛がある。 | 果実の縦断面。 |
▼種子は白い仮種皮に包まれている。 | ▼種子は不定の多角形。 | ▼種子は長さ約4mm。 |
▼2009年1月4日 果実 八雲 | ||
▼2009年9月18日 果実 八雲 | ||
▼2009年7月5日 幼果 八雲 | ||