多年草 本州(関東以西)〜九州のアカマツ林内や草地などに生える。叢生し、匐枝はない。基部の鞘は褐色の繊維に分解する。葉は幅1.5〜4mm。有花茎は高さ10〜40cm。雄小穂はきわめて細く、幅0.5〜0.7mm。側小穂はモエギスゲに比べてやや離れてつく傾向がある。雄鱗片は基部が合着してコップ状。果胞はやや小さく長さ2.5〜3mm、多数の脈があり、有毛。柱頭は3岐。果期は4〜5月。(日本のスゲ) 学名は、Carex pocilliformis カヤツリグサ科スゲ属ヌカスゲ節 |
▼2015年5月31日 八雲 | ||
▼雄小穂は細く、無柄。 | ||
▼雄小穂は長さ約1.3cm。 | ▼雌小穂は長さ約1cm。 | |
▼雄鱗片は縁が融合しコップ(筒)状。 | ▼柱頭は3岐。 | ▼雌鱗片は長さ約2.5mm、果胞は3.3mm。 |
▼果胞は有毛、嘴は外側に曲がる。 | ||
▼果実は長さ約2.3mm。 | ▼頂部に盤状付属体がある。 | |
▼苞は有鞘。 | ▼葉は幅約3mm。 | ▼葉の裏面。 |
▼茎は長さ約25cm。 | ||
▼2014年5月8日 東長江 | ||
▼雄小穂は細い。 | ▼雄鱗片は縁が融合しコップ(筒)状。 | |
▼柱頭は3岐する。 | ▼雌鱗片は長さ約2mm。 | |
▼果胞は長さ約2.5mm。 | ▼果胞は有毛。 | ▼果胞の先端は外曲する。 |
▼果実は長さ約1.5mm、付属体がつく。 | ▼花茎は長さ約14cm。 | |
▼2014年4月23日 玉湯 | ||
▼雄小穂は細い。 | ▼雄小穂は細く、幅0.7〜0.8mm。 | ▼雄小穂の鱗片はコップ状(筒状)。 |
▼柱頭は3岐する。 | ▼果胞の先端は外曲する。 | ▼雌鱗片は長さ約2mm。 |
▼果胞は長さ約2.5mm、有毛。 | ▼果胞は短毛があり、先端が外曲する。 | ▼未熟な果実は長さ約2mm。 |
▼果実の頂部に盤状付属体がある。 | ||
▼花茎は長さ約20cm。 | ||