ヒメシダ(姫羊歯)

夏緑性シダ植物
北海道〜九州の向陽の湿地、池や田の土手でしばしば群生する。葉柄はわら色で無毛。葉身は広披針形の1回羽状複葉、両面ともまばらに細毛が生える。裂片はほぼ全縁で、側脈は二叉する。秋にやや細身い胞子葉を出し、ソーラスのついた裂片は裏に巻く。ソーラスは中肋と辺縁の中間につき、包膜は円腎形で、辺縁に毛が生える。
学名は、Thelypteris palustris
ヒメシダ科ヒメシダ属



▼2009年9月5日 胞子葉は背が高く、羽片が細い。 玉湯

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

▼ソーラスのついた裂片は裏へ巻く。

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ




▼2009年8月22日 川の土手に群生。 宍道

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

▼2009年8月1日 宍道

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

▼側脈は二叉し、辺縁に達する。

ヒメシダ

ヒメシダ

ヒメシダ

▼土手に群生する。

ヒメシダ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑