1年草 関東地方以西〜九州の川岸や湿地に生え、軟かくて緑色。植物体は密に叢生し、稈は高さ5〜20cm、下部に少数の葉がある。葉は花序より短く、幅約1mm。花序は単一、まばらに3〜8個の小穂をつける。花序枝は4〜7本。苞葉の葉身は1枚あって稈に続き、花序より著しく長い。小穂は花穂の先端につき、著しく扁平で、淡緑色、長さ5〜12mm、10〜30個の花をつける。鱗片は広卵形、長さ約1mm、小穂の中軸にやや開出してつき、竜骨は翼状、上端は外曲する短芒となる。そう果は倒卵形、長さ約0.5mm、黄白色。花柱はそう果とほぼ同長。柱頭は3個。花期は7〜10月。(岡山県カヤツリグサ科植物図譜) 学名は、Cyperus flaccidus カヤツリグサ科カヤツリグサ属 |
▼2015年8月16日 八雲 | ||
▼小穂は長さ約5mm。 | ▼鱗片は外曲する。 | |
▼鱗片の先は短い芒となり、外曲する。 | ▼鱗片は長さ約1.2mm。 | ▼柱頭は3岐し、果実とほぼ同長。 |
▼柱頭は3岐する。 | ▼果実は長さ約0.5mm。 | |
▼果実は3稜形。 | ▼表面に微細な粒状突起がある。 | ▼茎は長さ約9cm。苞葉は1枚、花序より長い。 |
▼2012年8月26日 八雲 | ||
▼花茎は高さ約4cm、花序枝3cm、苞葉10cm。 | ▼小穂は長さ1cm、果実が半数落ちている。 | |
▼鱗片の先は芒となり外曲する。 | ▼鱗片は長さ約1.2mm。 | ▼果実は3稜があり、長さ約0.5mm。 |
▼果実は長さ約0.6mm。 | ||
▼2009年8月8日 下佐陀 | ▼苞葉は1枚で、著しく長く13cm以上ある。 | |
▼2004年7月19日 大草 | ||
▼2004年12月3日 熊野 | ||