ヒトツバ(一つ葉)

常緑シダ植物
関東、福井県以西〜九州に分布。低地〜山地の乾いた樹幹や岩上に群生する。根茎は硬い針金状で、長くはい、まばらに葉が出て、高さ30〜40cmになる。葉は厚くて硬く、表面は深緑色、若い葉では基部近くに早落性で淡褐色の星状毛がまばらにあり、裏面には宿存する褐色〜白色の星状毛が密生する。胞子葉はやや細くて長く、裏面一面にソーラスをつける。
学名は、Pyrrosia lingua
ウラボシ科ヒトツバ属



▼2011年3月30日 新庄▼ソーラスが一面についた葉▼ソーラスのつく葉は細い。

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

▼葉表に星状毛がまばらにある。▼胞子葉の裏面にソーラスが密生する。

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

▼ソーラスの拡大。▼葉裏には星状毛が密生する。

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

▼星状毛は直径約0.35mm。▼星状毛の拡大。▼ソーラスのつかない葉は幅が広い。

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

▼幹を這う根茎。▼根茎の先端。

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ

ヒトツバ





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