1年草 原産地は不明。江戸時代には日本にも入っていた。各地の畑や道ばたなどに生える。根元から分枝して斜めに立ち上がり、高さ約30cmになる。茎葉しばしば紫褐色を帯びる。葉は互生し、長さ1〜5cmの菱状卵形で、先は凹む。茎の先や葉腋に緑色の花穂をつける。花穂には雄花と雌花がまじってつく。苞は花被片より短くて先がとがらず、目立たない。花被片は3個。胞果は扁平、成熟しても緑色で、果皮は薄くかたくならない。花期は6〜11月。(野に咲く花) 学名は、Amaranthus lividus var. ascendens ヒユ科ヒユ属 よく似たものに、ホナガイヌビユがあるが、葉先があまり凹まない。 |
▼2011年8月10日 宍道 | ||
▼葉身は長さ約6cm。 | ▼葉先が凹む。 | |
▼2010年10月20日 東出雲 | ▼葉先が凹む。 | |
▼2010年9月29日 西川津 | ||
▼葉先が凹む。 | ||
▼2009年9月26日 西忌部 | ▼葉先は凹む。 | |
▼果皮はしわがある。 | ▼果皮は硬化せず、種子は黒色で光沢がある。 | |
▼2003年9月23日 乃白 | ▼葉先は凹む。 | ▼茎は紫色を帯びる。 |