イヌワラビ(犬蕨)

夏緑性シダ植物
本州〜九州の道ばたや林下に生える。葉柄はわら色〜紅紫色でまばらに鱗片をつけ、基部鱗片は披針形、淡褐色。葉は2回羽状複葉で形には変化が多い。羽片には長い柄がつき、上部の羽片は急に狭まり尾状になる。最下部羽片基部の下側第1小羽片が欠落することが多い。中軸や羽軸は紅紫色〜ワラ色で、羽軸裏面は無毛。ソーラスは中肋と辺縁の中間か中肋寄りにつき、包膜は三日月形、馬蹄形、鉤形が混じる。
学名は、Anisocampium niponicum
イワデンダ科ウラボシノコギリシダ属



▼2008年7月5日 鹿島朝日山▼最下部羽片の基部下側第1小羽片はないことが多い。

イヌワラビ

イヌワラビ

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