イタビカズラ(崖石榴)

常緑つる性木本
福島・新潟県以西〜沖縄の林縁に生える。樹皮は黒褐色。本年枝は褐色で伏毛がある。枝や葉を折ると白い乳液がでる。葉は互。長さ6〜13cm、幅2〜4cmの長楕円状披針形。先端は尾状に長くとがり、基部は円形。全縁。質は厚くて両面とも無毛。側脈は5〜8対、主脈から50〜60度の角度で分岐する。葉脈は裏面に浮き出る。葉柄は暗褐色で長さ1〜2.5cm、短毛が密生する。雌雄別株。葉腋または葉痕の腋に花嚢が1〜2個ずつつく。花嚢は長さ5〜7mmの長卵形で、表面には灰白色の毛が密生する。雄と雌の花嚢は同形。果嚢は直径1cmほどの球形。9〜11月に黒紫色に熟す。花期は6〜7月。(樹に咲く花)
学名は、Ficus sarmentosa subsp. nipponica
クワ科イチジク属



▼2009年7月5日 八雲

イタビカズラ

イタビカズラ

▼2005年7月17日 八雲

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ




▼2006年9月2日 八雲

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

▼2005年7月23日 東持田

イタビカズラ

イタビカズラ

▼2010年1月20日 冬芽 乃白

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

▼2006年2月25日 冬芽 八雲

イタビカズラ

▼2011年3月5日 果実 山代▼冬芽

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

イタビカズラ

▼2014年1月23日 冬芽 西長江

イタビカズラ冬芽

イタビカズラ冬芽

イタビカズラ葉

▼茎から気根を出して付着する。▼気根を伸ばしている。▼葉は長さ約12cm。

イタビカズラ気根

イタビカズラ気根

イタビカズラ葉

▼葉の表面は無毛。▼裏面は葉脈が盛り上がって目立つ。▼葉の裏面も無毛。

イタビカズラ葉

イタビカズラ葉裏面

イタビカズラ葉裏面

▼葉の裏面の拡大。▼気孔室が多数ある。

イタビカズラ葉裏面

イタビカズラ葉裏面

イタビカズラ葉裏面

▼気孔室に小さな突起が並んでいる。

イタビカズラ葉裏面

イタビカズラ葉裏面

イタビカズラ葉裏面

▼樹木に這い上がっている。

イタビカズラ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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