イチビ(苘麻)

1年草
インド原産。繊維をとるため古く中国を経て渡来した。人家近くの荒れ地などに野生化している。高さ1〜1.5mになり、全体に白い軟毛がある。葉は互生し、長さ7〜10cmの心円形で長い柄がある。花は上部の葉腋につき、黄色で直径約2cm。雄しべの下部は合着してまるく袋状になり、その基部は花弁と合着している。子房は雄しべが合着した部分に包まれている。果実は10〜15個の分果からなる。花期は7〜9月。(野に咲く花)
学名は、Abutilon theophrasti
アオイ科イチビ属



▼2012年8月22日 玉湯▼若い果実、14個の分果がある。

イチビ花

イチビ果実

イチビ

イチビ葉

イチビ

イチビ




▼2011年8月16日 東出雲▼若い果実

イチビ花

イチビ果実

イチビ

イチビ葉

イチビ葉

イチビ

イチビ

▼2010年9月1日 大庭▼4弁の花もある。

イチビ花

イチビ花

イチビ花

▼蕾▼果実は14個の分果からなる。▼若い果実

イチビ蕾

イチビ果実

イチビ果実

▼果実には軟毛や腺毛が密生する。▼茎には短腺毛がある。

イチビ果実

イチビ果実

イチビ茎

イチビ葉

イチビ葉裏面

イチビ

イチビ

イチビ

▼2013年9月26日 果実 東出雲▼14個の分果がある。▼分果の先が裂けて種子が出る。

イチビ果実

イチビ果実

イチビ果実

▼果実は突起を含んで直径約3.5cm。▼13個の分果がある。▼分果は突起を除き長さ約1.5cm。

イチビ果実

イチビ果実

イチビ果実

▼種子は長さ約3.5mm。▼表面に刺状の毛がある。

イチビ種子

イチビ種子

イチビ種子

イチビ種子

イチビ

▼2014年11月11日 果実 下佐陀▼果実は直径約3cm、12個の分果がある。

イチビ果実

イチビ果実

イチビ果実

▼分果は突起を含めて長さ約2cm。▼1個の分果に4個の種子があった。

イチビ果実

イチビ果実

イチビ種子

▼種子は長さ約3.5mm。▼種子の側面、厚さ約2mm。▼種子の表面に毛がある。

イチビ種子

イチビ種子

イチビ種子

イチビ

イチビ

イチビ

▼2010年9月11日 果実 大庭▼分果は長さ1.2cm程度。

イチビ果実

イチビ果実

イチビ果実

▼種子は3〜5個入っている。▼種子は3mm程度。

イチビ果実

イチビ種子

イチビ

イチビ


▼高さ15cmくらいの小さなもので、蕾の状態しか確認できていない。黄色の5弁花。蕾を開いて見ると、発育の悪いイチビのようだ。
▼2011年12月14日 玉湯

イチビ

イチビ

イチビ

▼2011年12月7日 玉湯

イチビ

イチビ

イチビ

イチビ

イチビ

イチビ

イチビ

▼2011年11月26日 玉湯

イチビ

イチビ

イチビ

イチビ

イチビ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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