イチリンソウ(一輪草)

多年草
本州〜九州の山麓の草地や林内などに生える。高さ20〜25cm。根生葉は地下茎の先につくが、花茎の基部にはつかない。茎葉は3個輪生し、3出複葉で、長い柄がある。小葉は羽状に深裂する。花は1個つき、直径3〜4cm。花弁はなく、白い5〜6個の萼片が花弁のように見える。萼片の裏面は紫色を帯びることがある。多数のそう果ができ、球形に集まってつく。花期は4〜5月。(野に咲く花)
学名は、Anemone nikoensis
キンポウゲ科イチリンソウ属
萼の多いものを品種としてヤエイチリンソウと呼ぶ。
花がよく似たニリンソウは、3輪生した葉に葉柄がない。



▼2019年4月13日 美保関▼多数の雄しべと雌しべがある。

イチリンソウ花

イチリンソウ花

イチリンソウ

イチリンソウ

イチリンソウ




▼2013年5月6日 八雲▼多数の雄しべがある。▼多数の雌しべがある。

イチリンソウ花

イチリンソウ花

イチリンソウ花

▼花弁はなく、花弁状の萼がある。

イチリンソウ花

イチリンソウ

▼2023年3月27日 宍道花を2個つけたものがある。

イチリンソウ

イチリンソウ

イチリンソウ

▼2009年4月12日 八雲

イチリンソウ

イチリンソウ

▼2005年4月16日 八雲

イチリンソウ

イチリンソウ

イチリンソウ

イチリンソウ

▼2007年2月25日 八雲▼2005年3月21日 八雲▼2007年4月21日 八雲

イチリンソウ

イチリンソウ

イチリンソウ

▼2004年4月25日 八雲

イチリンソウ

イチリンソウ

▼2006年5月3日 八雲

イチリンソウ

イチリンソウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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