イワガネゼンマイ(岩ヶ根薇)

常緑シダ植物
北海道〜九州の林下の湿った場所に生える。根茎は長くはい、80cm前後の葉をつける。葉身は1〜2回羽状で脈は網目を作らず(別れた脈は再合流しない。)、羽片の先は尾状でソーラスは脈上にでき包膜はない。羽片の先端は急に細くなる。
学名は、Coniogramme intermedia
ホウライシダ科イワガネゼンマイ属
似たものに葉脈が網目状になるイワガネソウがある。



▼2008年12月20日 荘成▼羽片の先端は急に細くなる。▼葉脈は鋸歯まで届き、ソーラスは縁の手前でとまる。

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ




▼2008年3月15日 枕木山▼先端は急に細くなる。

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

▼葉脈は合流せず、鋸歯に達する。▼葉の裏面▼ソーラスは葉脈に沿い、一定の所に整然と並ぶ。

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

▼2008年4月20日 八雲天宮山

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ

イワガネゼンマイ



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