多年草 関東以西〜九州の山の日陰の斜面や岩上に生える。葉は5〜20cmの葉柄があって根生し、長さ2〜17cm、幅3〜19cm、7〜11浅〜中裂し、花茎と共に全体にまばらに毛がある。葉中にルーペで見られる針状結晶がある。高さ10〜35cmの花茎の先に約3mm、基部には爪があり、1個の黄斑がある。下側の2個は長大で長さ1.5〜2.5cmに達する。雄ずいは10個、葯は橙色。花床は黄色で子房の上半だけをつつむ。種子は長楕円形、微小な乳頭状凸起がある。花期は9〜10月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Saxifraga cortusaefolia ユキノシタ科ユキノシタ属 |
▼2009年10月24日 八雲 | ▼上部の花弁はスペード形で、黄斑がある。 | ▼花柱が2個ある。 |
▼2009年10月11日 八雲 | ▼上側花弁に黄斑、雄しべは10本。 | |
▼花柄には腺毛がある。 | ||
▼2015年12月2日 果実 八雲 | ▼2個の花柱が残っている。 | |
▼果実には枯れた花弁が残っている。 | ||
▼果実は長さ3〜3.5mm、上部が裂けて種子が出る。 | ▼種子は長さ0.7〜0.9mm。 | |
▼種子の表面に長短の乳頭状突起がある。 | ||
▼2009年9月19日 八雲 | ||
▼2015年8月16日 八雲 | ||
▼2009年7月18日 八雲 | ||
▼2009年4月12日 八雲 | ||
▼2011年4月13日 八雲 | ||
▼2009年3月1日 八雲 | ||
▼2016年12月3日 八雲 | ||