夏緑性シダ植物 北海道〜九州の林下や谷間の湿ったところに生える。暖地では常緑となる。葉柄は葉身と同長かやや短い。基部に卵状長楕円形、淡褐色で全縁の鱗片が圧着してつく。中軸には褐色の鱗片がつくが早落。葉身は単羽状複葉の大きな頂羽片と、最下部に2回羽状した1対の側羽片からなるので、十字形に見える。ソーラスは羽片の羽軸寄りにつき、散在する。包膜は円形で辺縁には不規則な鋸歯がある。 学名は、Polystichum tripteron オシダ科イノデ属 |
▼2008年5月4日 玉湯 | ▼最下部の羽片だけ大きい。 | ▼浅く切れ込んで、先が刺状になる。 |
▼葉裏に小さい鱗片、中軸にも鱗片がつく。 | ▼葉柄基部には卵形、淡褐色の鱗片がつく。 | |
▼新芽。 | ||
▼2008年4月20日 八雲 | ▼最下部の羽片だけ大きい。 | ▼浅く切れ込んで、先が刺状になる。 |
▼葉裏に小さい鱗片がつく。 | ||
▼2008年12月27日 八雲 | ||
▼2008年12月27日 幼葉は最下羽片が発達しない。 八雲 | ||
▼2009年3月1日 新芽 八雲 | ||