常緑小低木 茨城・新潟県以西〜沖縄の常緑樹林内に生える。高さは20〜70cmになる。あまり枝分かれしない。樹皮は茶褐色。若い時には褐色の粒状の微毛がある。葉は互生。葉身は長さ8〜20cm、幅1.5〜4cmの狭卵形〜披針形。先はとがり、ふちには不明瞭な波状の鋸歯がある。表面は鮮緑色で光沢がある。両面ともふつう無毛。葉腋に直径7〜8mmの白い花を散形状に10個ほどつける。花序の柄は長さ4〜7cmで斜上する。花冠は5深裂し、萼片はそり返る。外面には腺点がある。雄しべは5個、雌しべは1個。果実は核果。直径6〜7mmの球形で、11月頃赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。核は直径5〜6mmの扁球形で鈍い5稜がある。花期は7月。(樹に咲く花) 学名は、Ardisia crispa サクラソウ科ヤブコウジ属 |
▼2009年7月12日 玉湯 | ||
▼2020年7月18日 新庄 | ||
▼2009年3月8日 果実 鹿島 | ||
▼葉の縁には腺点がならぶ。 | ||
▼2012年12月1日 果実 玉湯 | ▼果実は直径約9mm。 | ▼果実には核が1個入る。 |
▼核は直径約7mm。 | ||
▼2015年10月20日 若い果実 大野 | ||
▼果実は直径約7mm。 | ▼5個の萼片がそり返る。 | |
▼核が1個入り、直径約6mm。 | ||
▼2009年2月15日 玉湯 | ▼冬芽 | |
▼2010年8月28日 幼木 玉湯 | ||
▼2011年2月19日 大海崎 | ||
▼2012年5月19日 東持田 | ||
▼2013年4月13日 玉湯 | ▼冬芽 | |
▼葉の裏面。 | ||
▼2014年3月24日 秋鹿 | ▼果実の落ちた果柄。 | ▼葉の縁に腺点が並ぶ。 |
▼腺点。 | ▼葉の裏面。 | ▼冬芽。 |
▼葉痕。 | ||