キツネノボタン(狐の牡丹)

2年草
日本各地の田の畦や溝の縁などに生え、有毒植物。茎は中空で高さ50〜60cm。葉は3出複葉で、両面に伏毛がある。根生葉には長い柄があり、小葉は2裂又は3裂し、不規則な鋸歯がある。茎葉は互生し、柄は短い。花は径1cmほどの黄色の5弁花。そう果は楕円形で先端が曲がる。花期は4〜7月。
学名は、Ranunculus silerifolius
キンポウゲ科キンポウゲ属
茎に毛が多いものをヤマキツネノボタンとして分ける説もある。
 そう果の先端がほとんど曲がらず全体に開出毛が多く、小葉の幅が狭く、鋸歯が鋭く尖るものをケキツネノボタンという。



▼2004年12月3日 熊野

キツネノボタン

キツネノボタン

▼2003年9月28日 玉湯

キツネノボタン

キツネノボタン

▼2003年7月21日 運動公園 これは、小葉がとがり鋸歯も鋭いのでケキツネノボタンかも。

ケキツネノボタン

ケキツネノボタン

ケキツネノボタン

ケキツネノボタン


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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