クマツヅラ(熊葛)

多年草
本州〜沖縄の山野や道端にはえる。高さ30〜80cm。茎は四角形で直立し、上部で枝分かれする。全体に細かい毛が生える。葉は長さ3〜10cm、幅2〜5cmの卵形で、ふつう3裂し、裂片はさらに羽状に切れ込む。表面は脈に沿ってへこみ、しわ状になる。枝先に長さ30cmに達する細長い花序を出し、直径約4mmの淡紅紫色の花をつける。花冠は5裂して平開し、雄しべ4個は花筒のなかにある。果実は4個の分果からなり、萼に包まれる。花期は6〜9月。(野に咲く花)
 茎は4稜で直立し、高さ30〜80cm。葉は羽状に中〜深裂し、長さ3〜10cm、幅2〜5cm、茎とともに細毛がある。穂状花序は細長く、30cmにもなる。花は淡紅紫色、径約4mm。花筒は上部で少し曲がる。分果は長さ約1.5mm。(日本の野生植物)
学名は、Verbena officinalis
クマツヅラ科クマツヅラ属



▼2013年8月21日 東出雲▼花軸や萼に腺毛が多い。▼花冠は長さ約3mm、萼は約3mm。

クマツヅラ花

クマツヅラ花

クマツヅラ花

▼花冠は直径約4mm。▼萼に包まれた果実。

クマツヅラ花

クマツヅラ花

クマツヅラ果実

▼萼の中に4分果がある。▼熟すと萼が割れて果実がでる。▼萼に包まれた果実と萼を除いた果実。

クマツヅラ果実

クマツヅラ果実

クマツヅラ果実

▼果実を包む萼は長さ約2mm。▼4個の分果が入る。▼分果は長さ約1.7mm。

クマツヅラ果実

クマツヅラ果実

クマツヅラ果実

▼分果の腹面には乳頭状の突起がある。

クマツヅラ果実

クマツヅラ果実

クマツヅラ花序

クマツヅラ

クマツヅラ

クマツヅラ




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▼2012年7月18日 東出雲

クマツヅラ花

クマツヅラ花序

クマツヅラ花序

▼若い果実

クマツヅラ花序

クマツヅラ花序

クマツヅラ果実

▼果実は萼に包まれている。▼果実は長さ約2mm。

クマツヅラ果実

クマツヅラ果実

クマツヅラ葉

クマツヅラ葉

クマツヅラ葉

クマツヅラ葉裏面

クマツヅラ葉裏面

クマツヅラ茎

クマツヅラ

クマツヅラ

▼2021年9月11日 美保関▼腺毛がある。

クマツヅラ花

クマツヅラ花

クマツヅラ花序

▼花序は長くなる。▼花冠は直径約4mm

クマツヅラ花序

クマツヅラ花序

クマツヅラ花

▼果実を包んだ萼は長さ約2mm▼腺毛がある。▼分果は長さ約1.7mm

クマツヅラ萼

クマツヅラ

クマツヅラ分果

▼葉は基部で3裂している。

クマツヅラ葉

クマツヅラ葉

クマツヅラ

クマツヅラ

クマツヅラ

クマツヅラ

▼2011年8月16日 東出雲▼花軸や萼に腺毛がある。

クマツヅラ花

クマツヅラ花序

クマツヅラ花

クマツヅラ花序

クマツヅラ花序

クマツヅラ

▼葉は3裂し、羽状に切れ込む。▼表面に短毛がある。

クマツヅラ葉

クマツヅラ葉

クマツヅラ葉

▼裏面にも毛が多い。茎は四角形で、短毛がある。

クマツヅラ葉裏面

クマツヅラ葉

クマツヅラ茎

クマツヅラ

クマツヅラ

クマツヅラ



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