クシバタンポポ(櫛葉蒲公英)

多年草
関西地方に分布。頭花は直径3cm程度、外側の総苞片は、内側の総苞片にくっついていて、セイヨウタンポポのようにそりかえることはない。花期は4〜5月。
学名は、Taraxacum pectinatum
キク科タンポポ属
 島根県内で、黄色い花を咲かせる在来タンポポは、クシバタンポポ、ヤマザトタンポポ、ケンサキタンポポ、オキタンポポの4種類が確認されています。それぞれのタンポポの見分けは難しく、ケンサキタンポポとヤマザトタンポポを区別しない考えもある。

T. pectinatum クシバタンポポ 
 総苞外片は長さ内片の1/2に達せず,広卵形で鈍頭,先端に小型の小角状突起があるかまたはなく,圧着する.葉は櫛の歯状に羽状深裂する.

T. arakii ヤマザトタンポポ
 総苞外片の長さは内片の1/2に達する.総苞外片は卵形または卵状長楕円形で先端は尾状,先端の小角状突起は小型のものから大型のものまであり,辺縁は透明膜質で上部が帯紅色,綿毛が多く,圧着する.




▼2007年3月10日 島根

クシバタンポポ

クシバタンポポ

クシバタンポポ

クシバタンポポ





島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑