常緑低木 関東地方〜沖縄の常緑樹林内に生える。高さ30〜100cmになる。茎は直立し、上部にまばらに小枝を出す。樹皮は灰褐色。葉は互生。葉身は長さ4〜13cm、幅2〜4cmの長楕円形。ふちには波状の鋸歯がある。質は厚く、両面とも無毛。裏面には明点と黒褐色の細点がまばらにある。枝先に直径約8mmの白い花を散形状に10数個つける。花冠は5深裂し、裂片はそり返る。雄しべは5個。雌しべは1個。果実は核果。直径6〜8mmの球形。11月頃赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。核は直径5〜6mm。花期は7〜8月。(樹に咲く花) 学名は、Ardisia crenata サクラソウ科ヤブコウジ属 果実の白い品種をシロミノマンリョウ(Ardisia crenata f. leucocarpa)という。 |
▼2008年7月21日 植栽 上乃木 | ||
▼2012年3月10日 果実 玉湯 | ||
▼高さが約120cm。 | ||
▼2008年2月2日 果実 植栽 上乃木 | ▼葉には丸い波状の鋸歯がある。 | |
▼鋸歯と鋸歯の間には腺体がある。 | ||
▼幼木。 | ||
▼2004年1月11日 果実 植栽 西忌部 | ||
▼2010年3月20日 冬芽 玉湯 | ||
▼2009年3月28日 玉湯 | ▼冬芽 | |
▼2010年1月2日 シロミノマンリョウ 果実 植栽 玉湯 | ||
▼2003年10月26日 田和山 | ||