越年草 アメリカ原産。1941年に京都市で初めて採集された。現在では北関東、北陸地方以西に普通に見られるようになった。茎は細く、基部で分岐して高さ50cmほどになり、基部から走出枝を伸ばして分株をつくる。葉は線形で、初めはロゼット状に重なるが、後には互生する。直径1cmほどの紫色の仮面状花を穂状につける。花期春〜夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Nuttallanthus canadensis オオバコ科マツバウンラン属 よく似た花のオオマツバウンランは、距を除いた花冠の長さが10〜12mmあり、下唇の基部に白色の部分がなく、全体に紫色の筋が入る。 |
▼2014年4月23日 伊勢宮 | ▼下唇の中央部が白く膨らむ。 | ▼花の後部に距がある。 |
▼花冠は長さ約8mm、距は長さ約3mm。 | ▼茎の葉は線形で互生する。 | |
▼這う茎の葉は3輪生する。 | ||
▼2009年4月19日 宍道 | ||
▼茎の葉は細い線形。 | ||
▼2004年4月17日 浜乃木 | ||
▼2006年6月18日 下佐陀 | ||
▼2013年6月16日 裂開した果実 浜乃木 | ▼若い果実、直径約2mm。 | ▼果実の横断面、2室に分かれている。 |
▼裂開した果実、2室ある。 | 種子は長さ約0.5mm。 | ▼種子は不定の角柱形。 |
▼種子は長さ0.45〜0.5mm。 | ▼表面に網目模様がある。 | |
▼2004年5月28日 果実 乃白 | ||
▼2011年4月13日 若葉 玉湯 | ||
▼2013年4月13日 若葉は3輪生する。 玉湯 | ||
▼2007年3月10日 幼葉 浜乃木 | ||