多年草 本州〜沖縄の水田や池畔などに生育し、やや群生する。茎は高さ30〜90cm、柔らかく平滑、基部は長く泥の上を匍匐し、節々に新苗をつける。葉は長さ10〜30cm、幅5〜8mm、平滑・無毛。葉舌は鋭形、長さ5〜7mm。葉鞘は長く、平滑、無毛。花序は細長く、長さ20〜40cm、節間は4〜5cm、各節から1〜2個の花軸に圧着する枝を出し、少数の小穂をつける。小穂は線状円柱形、長さ3〜4cm、8〜15小花からなる。小花は長さ10mm、無毛。第1苞穎は披針形、長さ3.5〜3.8mm、第2苞穎は4〜4.5mm。護頴は広披針形、長さ8mm、内頴は護穎より長く先は2裂する。果実は暗褐色、長さ3mm。花期は5〜6月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Glyceria acutiflora イネ科ドジョウツナギ属 |
2010年4月25日 東忌部 | 葉舌は大きい。 | |
▼花序は長さ約20cm。 | ▼小穂は長さ約3.5cm、11小花がある。 | |
▼小穂の基部に長短の苞穎がある。 | ▼小花は長さ約9mm。 | ▼小花を開いた様子。 |
▼内頴は護穎より長く、先が2裂する。 | ||
▼2010年4月25日 小さなものは水面に細い葉を浮かべている。東忌部 | ||