1〜越年草 北アフリカおよび西アジア原産で本州〜九州の路傍、河原や海岸付近に生育する。茎は高さ30〜60cm、繊細、堅く光沢がある。葉は長さ10〜25cm、幅1.5〜2mm、粉緑色、表面に毛があり縁は内側に巻く。葉舌は長さ0.8〜1mm。葉鞘は無毛。花序は薙刀状をした円錐形、長さ15〜25cm、上部は一方に傾き、枝は各節に単生し長さ2〜4cm。小穂は枝に沿ってつき、長さ5〜8mm、3〜5小花からなり、長さ0.8〜1mmほどの少梗をそなえる。包穎は線状披針形。第1苞穎は内側に位置し、長さ1.5〜2mm、1脈。第2苞穎は3.5〜4mm、3脈。護穎は長さ5〜6mm、10〜15mmの芒を頂生し、短い剛毛が生え竜骨は不明瞭。花期は5〜6月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Vulpia myuros イネ科ナギナタガヤ属 |
▼2016年5月23日 打出 | ▼茎は高さ約50cm。 | ▼花序は長さ約14cm。 |
▼花序は葉鞘から抜けきっていない。 | ▼枝は各節に単生する。 | ▼枝は長さ約4.5cm。小穂が枝に沿ってつく。 |
▼小穂は長さ約1mmの柄がある。 | ▼小穂は長さ約8mm。 | ▼護穎には短剛毛がある。 |
▼護穎の先端が芒になる。 | ▼芒は長さ10〜12mm。 | |
▼小穂に4小花がある。第2苞穎は長さ約5mm。第1苞穎は1.5〜2mmで、第2苞穎の半長未満。 | ||
▼2009年5月30日 玉湯 | ▼花序は葉鞘から抜け切らない事が多い。 | |
▼節から1本づつ枝が出る。 | ▼小穂は枝に沿ってつき、長さ1cm程度。 | ▼芒は1cm以上ある。 |
▼第1苞穎は1.5mmと短く、第2苞穎は長く5mm程度ある。 芒は15mm程度ある。 | ▼芒は護穎に頂生する。 | |
▼2009年6月20日 乃木福富 | ||
▼2009年5月26日 玉湯 | ▼芒は1cm以上ある。小穂は5〜8mm。 | |
▼苞穎を取り除いた。第1包穎は1mm程度。 | ▼第1苞穎。 | ▼芒は護穎の頂につく。 |
▼2015年6月17日 東出雲 | ||
▼小穂に5小花があり、約10mmの芒がある。 | ||
▼第1苞穎は長さ約2.5mm、第2苞穎は約5mm。 | ▼護穎に短毛がある。 | |
▼2015年4月8日 東出雲 | ||
▼2014年10月23日 東出雲 | ||