1年草 本州〜沖縄の川原や原野、耕地の周辺などに生育し、単性または群生する。茎は高さ40〜70cm、直立叢生する。葉は長さ5〜20cm、幅5〜10mm。花序は総状、中軸は長さ7〜10cm、偏側に4〜6個の枝を出し、中軸や枝に軟毛が密生する。小穂は2小花からなり、卵状楕円形、長さ4〜4.5mm、短毛があり、下部に白色の総苞毛がつく。第1包穎は退化し小穂の基部をとりまく環状の鞘となる。果実は広楕円形、腹面は扁平、灰黄色、長さ2.5〜3mm。花期は7〜8月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Eriochloa villosa イネ科ナルコビエ属 |
▼2012年7月31日 鹿島 | ||
▼2010年8月28日 玉湯 | ||
▼膨らんだ側が第2苞穎。 | ▼第1苞穎は退化、基部に環状に残っている。 | |
▼2008年8月2日 八雲 | ||
▼葉表の毛の様子。 | ▼葉裏の毛の様子。 | |
▼2009年9月19日 八雲 | ||
▼第1苞穎は退化、基部に環状に残っている。 | ||