多年草 ニシキゴロモの白花の品種で日本海側に分布する。全体に色が淡い。 [ニシキゴロモ] 北海道〜本州、四国の山地に生え、高さ5〜15cmになる。葉は対生し、3〜4対あり、長さ1 〜2cmの葉柄をもち、長倒卵形で長さ2〜6cm、幅1〜3cm、粗い鈍頭の鋸歯がある。表面は脈に沿って紫色になり、裏面は紫色を帯びる。上部の葉腋に淡紫色の唇形花を数個つける。花冠は長さ1.1〜1.3cm、筒部は細長く、先は上唇と下唇に分かれる。上唇は2裂して小さく、下唇は大型で3裂する。雄しべは4個あり、うち2個が長い。萼は長さ6mmほど、5裂し、毛がある。花期は4〜5月。(山に咲く花) 学名は、Ajuga yesoensis f. albiflora シソ科キランソウ属 |
▼2015年4月26日 八雲 | ▼キランソウより上唇が長い。 | ▼花は長さ約1.3cm、上唇は長さ約3mm。 |
▼花は幅約7mm。雄しべが4個。(上唇が下になっている。) | ||
▼2016年7月24日 八雲 | ||
▼2014年4月26日 宍道 | ||
▼花冠は長さ約1.3cm。 | ▼花冠の幅は約7mm。 | |
▼離れた場所の個体。 | ||
▼2012年5月12日 宍道 | ▼花冠には毛がある。 | ▼下唇は3裂し、上唇は2裂する。 |
▼果実 | ▼4分果が萼に包まれる。 | |
▼2013年5月16日 果実 宍道 | ▼枯れた花冠が残った分果。 | ▼花冠を取り除くと萼に包まれた4分果がある。 |
▼分果は長さ約1.5〜1.8mm | ▼分果の背面。 | ▼分果の腹面。 |
▼2012年4月17日 蕾 宍道 | ||
▼2012年7月8日 宍道 | ||
▼2012年11月3日 ロゼット葉 宍道 | ||
▼2007年5月4日 大山 | ||