オガルカヤ(雄刈萱)

多年草
本州〜沖縄の山地の丘陵地に生育する。種子で繁殖し、散生する。根茎は短く、強靭なひげ根を出す。草丈は60〜100cm。茎は平滑・無毛で堅く、直立・叢生し、葉とともに香気がある。葉は線形で緑白色を帯び、長さ15〜40cm、幅3〜5mm、縁は外側へ軽く巻く。葉舌は三角状に尖り、長さ3〜5mm。葉鞘は平滑で節間より短い。花序全体は円錐形で長さ20〜40cm、舟形をした包葉の間から赤褐色をおびた総状花を2個ずつ出す。小穂は1個は6mm、無柄で両性、長さ10mmくらいの芒を出し、他の1個は7mm、有柄で雄性、芒がない。果実は線状長楕円形、腹面は突出し、乳褐色で長さ3mm。花期は8〜10月。(日本イネ科植物図譜)
学名は、Cymbopogon tortilis var. goeringii
イネ科オガルカヤ属



▼2007年9月15日 東忌部

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ




▼2010年11月11日 大庭▼2個の花序軸を開いて小穂をつける。

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

▼柄のない小穂と柄のある小穂が対になる。▼葉舌は三角状、長さ3〜5mm。

オガルカヤ

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オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ

オガルカヤ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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