多年草 本州、九州(北部)の山地の木陰に生える。茎は長毛がまばらに生え、高さは40〜80cmになる。葉は4〜7個が茎の中部にやや輪生状につき、軟毛のある長さ5〜13cmの長い柄があり、腎心形または円心形で長さ6〜12cm、幅6〜18cm、掌状に浅裂し、質は薄く、縁には鋸歯があり、両面にまばらに軟毛をつける。頭花は多数が穂状につき、花時には横向きとなり、花柄は長さ2mmほど、小さい苞がある。小花は3個あり、花冠は白色でふつう5裂し、左右相称。 総苞は筒形で長さ1.2〜1.5cm、総苞片は多列に並び、乾いた膜質。外片は広卵形でごく短く、内片は長楕円形で長く幅2〜3mm。そう果は長さ9.5mm、幅2mmほどで無毛。冠毛は長さ約1.1mmで、毛は羽毛状。花期は8〜10月。(山に咲く花) 学名は、Ainsliaea acerifolia var. subapoda キク科モミジハグマ属 |
▼2012年8月30日 大東 | ||
▼小花が3個ある。 | ▼花冠は5裂する。 | ▼雌しべの花柱を3個の雄しべが囲む。 |
▼総苞は長さ約1.3cm。 | ||
▼葉の縁は浅く裂ける。 | ▼葉は下部に輪生状につく。 | |
▼葉柄がほとんど1箇所からでている。 | ||
▼2012年8月8日 蕾 大東 | ||
▼2013年7月25日 蕾 大東 | ||