冬緑性シダ植物 東北地方中部以南〜九州の林下に生える。フユノハナワラビに似るが、葉はやや大型。茎に毛が散生。栄養葉の羽片の頂片は鋭頭〜鋭尖頭、裂片は鋭鋸歯縁。胞子は秋に熟す。 学名は、Botrychium ternatum ハナヤスリ科ハナワラビ属 似たものにフユノハナワラビやアカハナワラビがある。 3つの違いは栄養葉の様子により、 葉の先(鋸葉)が尖っている オオハナワラビ、アカハナワラビ 茎に毛がなければアカハナワラビ、オオハナワラビは茎、葉柄、葉軸に毛がある。 葉の先(鋸葉)が鈍頭 フユノハナワラビ |
▼2010年12月1日 胞子嚢穂 東生馬 | ||
▼栄養葉 | ▼葉の先はとがる。 | ▼葉表 鋸歯が鋭い。 |
▼葉裏 | ▼茎に毛がある。 | ▼栄養葉の基部から胞子嚢穂の茎が出る。 |
▼2015年2月21日 下東川津 | ||
以下はオオハナワラビとフユノハナワラビとの雑種アイフユノハナワラビの可能性があります。 | ||
▼2010年12月4日 胞子嚢穂 西忌部 | ||
▼2009年3月20日 栄養葉 西忌部 | ▼枯れた胞子葉 | |
▼2009年9月19日 胞子嚢穂 玉湯 | ▼栄養葉 | |