小低木 ヨーロッパ原産の帰化植物。日当たりのいい場所に生える。茎は木質化し、直立後、弓形に寄りかかり、稜があり、若い時には黄褐色の毛が生えるがのちに無毛になる。太く鉤状のとげがある。3出複葉、または5小葉の掌状複葉、裏面には綿毛が密生する。頂小葉は卵形、鋭頭から鋭尖頭、長さ4〜9cm、鋸歯縁で、裏面は帯白緑色。花序は頂生し、数個の花を円錐花序につける。花は径約2cm。萼片は長さ8〜10mm、鋭尖頭で軟毛が生える。花弁は白色または淡紅色。雄しべは多数。心皮は多数。果実は赤色から黒色に熟す。小核は楕円形、網目模様があり、長さ3〜4.5mm。別名ブラックベリー。花期は5〜6月。(日本の野生植物) 学名は、Rubus armeniacus バラ科キイチゴ属 |
▼2019年5月29日 打出 | ▼花は直径約4cm。 | |
▼蕾、萼に毛が密生する。 | ▼枝先に円錐花序をつける。 | |
▼小葉が4個で、側小葉が2裂のものがある。 | ▼頂小葉は長さ約7cm。 | ▼裏面は緑白色。 |
▼綿毛が密生する。 | ▼脈上や葉柄に鋭い刺がある。 | ▼茎や葉柄に鋭い刺がある。 |
▼枝先や花序柄に毛が密生する。 | ||
▼2019年8月3日 幼果 打出 | ▼色づき始めた果実。 | |
▼1個の果実は直径約5mm。 | ▼中に1個の種子がある。 | ▼種子は長さ約3.5mm。 |
▼表面に網目模様がある。 | ▼まだ青い果実。 | |
▼ほとんどが刈られてしまった。 | ||
▼2019年7月6日 幼果 打出 | ▼色づき始めた果実。 | |
▼2019年6月17日 幼果 打出 | ||
▼集合果は長さ約1cm。 | ||
▼5小葉の掌状複葉がある。 | ||