多年草 日本全土の山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える。葉は根もとに集まってロゼット状になる。春の葉は卵形で、縁には欠刻があり、裏面には白いクモ毛が密生する。秋の葉は長さ10〜16cm、幅3〜4cmの倒卵状長楕円形で、羽状に中裂する。頭花にも2型ある。春の花は直径約1.5cmで、高さ5〜15cmの花茎の先に1個つく。頭花はまわりに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある。夏から秋には高さ30〜60cmの花茎をのばし、先端に閉鎖花を1個つける。閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、長さ約1.5cmの総苞に包まれたまま実る。そう果は長さ約6mm。冠毛は淡褐色で長さ約1cm。花期は4〜6月、9〜11月。(野に咲く花) 学名は、Leibnitzia anandria キク科センボンヤリ属 |
▼2015年4月22日 玉湯 | ||
▼葉身は長さ約3cm、表面はほぼ無毛。 | ▼表面にごくまばらに毛がある。 | |
▼裏面はくも毛が密生する。 | ||
▼2007年5月3日 佐草 | ▼春の葉は卵形。 | |
▼2006年5月3日 佐草 | ||
▼2005年4月24日 佐草 | ||
▼2013年10月21日 閉鎖花 西忌部 | ▼頭花は長さ約2.5cm。 | ▼花茎には長さ約1cmの鱗片葉がつく。 |
▼根生葉は羽状に切れ込む。 | ▼根生葉は長さ約11cm。 | |
▼花茎は高さ約57cm。 | ||
▼2010年10月23日 閉鎖花 枕木山 | ||
▼2018年11月26日 果実 上東川津 | ▼上から見た頭果。 | |
▼頭果は直径約3cm。 | ||
▼冠毛は長さ約1cm。 | ▼果実は長さ約6mm。 | ▼果実の側面に肋がある。 |
▼果実には上向きの短毛がある。 | ▼秋の根生葉は羽状に中裂する。 | |
▼2011年11月9日 果実 東忌部 | ▼冠毛は長さ約1cm、果実は長さ約6mm。 | |
▼果実には稜があり、上向きの毛がある。 | ||
▼葉の縁に先端が歯牙となる浅い鋸歯がある。 | ▼葉裏。 | |
▼2012年11月3日 果実と冠毛 宍道 | ▼果実には稜がある。 | ▼稜上に毛がある。 |
▼2005年10月23日 果実 佐草 | ▼2004年11月13日 閉鎖花 佐草 | |
▼2006年11月25日 果実と冠毛 佐草 | ▼秋の葉は羽状に裂ける。 | |
▼2010年11月20日 冠毛 玉湯 | ||
▼2009年11月8日 果実と冠毛 玉湯 | ||
▼2004年11月13日 果実 佐草 | ||
▼2007年2月12日 佐草 | ||