多年草 北海道〜九州の海岸の砂地に生える。砂の中に地下茎を長くのばしてふえる。高さ30cmほど。葉は互生し、長さ2.5〜6cmの倒披針形〜長楕円状披針形で厚く、両面に伏毛がある。茎の先に短い花序をだし、香りのよい白色の花をつける。花柄は直径約8mm、筒部は6〜7mmで、先は5裂して平開する。子房が裂けないで、核果をつくるのが特徴。核果は長さ0.8〜1cmの4稜形。外側はコルク質で、中に4個の核が入っている。花期は5〜8月。(野に咲く花) (成熟時分裂為2個各含2粒種子的分核。・・中国植物志) 学名は、Heliotropium japonicum ムラサキ科キダチルリソウ属 |
2014年6月1日 美保関 | ||
▼花は直径約1cm。中心部が黄色。 | ▼花筒の奥に雌しべと雄しべ5個がある。 | |
▼果実の先端は凹み、花柱が残る。 | ▼若い果実は長さ約1cm。 | |
▼果実の横断面、4分核を作るが2個だけ見える。 | ||
▼葉は長さ約5.5cm。 | ||
▼葉の表裏とも伏毛が多い。 | ||
▼茎に上向きの伏毛が密生する。 | ||
▼2010年10月11日 島根 | ||
▼2007年6月10日 島根 | ▼果実 | |
▼下部の葉 | ▼上部の葉 | |
▼2004年5月23日 鹿島 | ▼2006年6月18日 鹿島 | |
▼2014年6月19日 果実 鹿島 | ▼果実は直径約1cm。 | |
▼先は凹む。 | ▼果実の横断面、4個の分核がある。 | ▼2個の核があり、各々に2個の分核がある。長さ約5mm。 |
▼核の横断面、2個の分核からなる。 | ||
▼2011年7月18日 果実 鹿島 | ||