越年草 日本全土の水田跡や道ばたにふつうに生える。茎は下部から分枝して高さ10〜30cm、下部は通常暗紫色を帯びて短毛がある。葉は7〜10個の小葉があり、頂小葉は少し大きい。側小葉は狭長楕円形〜倒卵形、幅1〜6mm。花は白色、花弁は長さ3〜4mm。果実は無毛で長さ2cm内外。花期は3〜5月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Cardamine scutata アブラナ科タネツケバナ属 タネツケバナの仲間 アキノタネツケバナ 稲刈り後の田んぼや畦にさく。 タチタネツケバナ 茎が細く直立、果期にも根生葉が残る。毛が多い。 オオバタネツケバナ 葉が大きい。無毛。 ミチタネツケバナ 雄しべ4本。果期にも根生葉が残る。無毛。 コタネツケバナ 花が小さく、種子に翼がある。 ニワサキタネツケバナ 花が小さく、種子に翼がない。長角果の長さは10〜12mm、種子数は7-9個 などがある。 |
▼2015年3月30日 東長江 | ▼花は直径約6mm。 | |
▼下部の葉(上)と中部の葉(下)。 | ||
▼葉軸に毛がある。長さ約4.5cm。 | ||
▼小葉の裏面に毛がある。 | ▼茎には毛が多い。 | ▼下部の茎は毛が密生する。 |
▼根生葉は枯れ始めている。 | ▼高さは約30cm。 | |
▼2013年4月1日 八雲 | ||
▼花は直径約4mm。 | ▼果実は開出気味に茎につく。 | |
▼未熟な果実は長さ約2cm。 | ▼種子は隔壁を挟んで2列につく。 | ▼未熟な種子は長さ約1mm。 |
▼未熟な種子。 | ||
▼葉には毛がある。 | ▼葉の葉軸に毛がある。 | |
▼葉の裏面に毛がある。 | ||
▼茎の下部には毛が多い。 | ||
▼2012年4月17日 宍道 | ▼雄しべは6本ある。 | |
▼左から下部〜上部の葉。 | ▼葉は羽状複生葉。 | |
▼頂小片は3裂し、側小片は2裂している。 | ▼茎には毛が散生する。 | ▼果実は開き気味に斜上する。 |
▼根生葉は枯れている。 | ||
▼2012年4月17日 宍道 | ▼v花弁を除いたもの。6本の雄しべ。 | |
▼左から根生葉、下部〜上部の葉。 | ||
▼頂小片が大きい。 | ▼果実。 | |
▼茎には毛がある。 | ▼下部の茎や葉柄に毛が多い。 | ▼根生葉がある。 |
▼主茎は直立、側茎は這ったあと斜上する。 | ||
▼2011年4月6日 玉湯 | ▼雄しべは6本ある。 | |
▼下部の葉 | ▼上部の葉 | ▼茎の上部 |
▼茎の下部は毛が多い。 | ||
▼2007年3月17日 雄しべは6本。 八雲 | ▼角果は茎から広がってつく。 | |
▼小さなものには根生葉がまだある。 | ▼茎の下部には毛が多い。 | ▼葉柄、葉軸にも毛がある。小片には切れ込みがある。 |
▼大きなものは根生葉が枯れている。 | ▼果柄に短毛があるようだ。 | ▼田んぼ一面に花盛り。 |
▼2005年3月19日 千酌 | ||
▼2023年3月9日 宍道 | ||
▼2007年2月12日 ロゼット葉 佐草 | ||