トウゴマ(唐胡麻)

1年草
アフリカ北東部原産。中国から平安時代初期に、アメリカから江戸時代末期に導入された。西日本を中心に逸出し、野生化している。全体無毛で通常暗紫色を帯びる。茎は円柱形で直立し、まばらに分岐して高さ2mに達する。葉は大型で掌状に5〜11に裂け、縁に鋸歯があり、長い柄で互生する。茎の頂と葉腋に長さ20cmほどの花序を付け、雌花を上部に、雄花を下部につける。さく果には通常刺があり、中に長さ13mmほどで光沢のある3種子を含む。花期は秋。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Ricinus communis
トウダイグサ科トウゴマ属



▼2009年9月26日 西忌部▼雄花▼雌花の花柱は3裂し、さらに2裂する。

トウゴマ花

トウゴマ花

トウゴマ花

▼若い果実▼蕾。

トウゴマ花

トウゴマ果実

トウゴマ蕾

▼葉は掌状に裂け、葉柄が楯状につく。▼葉の裏面。▼葉は長い葉柄で互生する。

トウゴマ葉

トウゴマ葉

トウゴマ葉

トウゴマ茎

トウゴマ




▼2004年8月21日 西忌部 栽培▼果実

トウゴマ花

トウゴマ花

トウゴマ果実

▼葉は掌状に裂ける。

トウゴマ果実

トウゴマ葉

トウゴマ葉

トウゴマ

▼2013年11月30日 果実 植裁 八雲▼若い果実、長い刺が密生する。▼熟した果実は3裂する。

トウゴマ果実

トウゴマ果実

トウゴマ果実

▼種子は裂片に1個ずつ入る。▼種子は長さ約1.4cm、斑点がある。

トウゴマ果実

トウゴマ種子

トウゴマ花

▼蕾。▼葉は掌状に裂け、葉柄が楯状につく。

トウゴマ蕾

トウゴマ果序

トウゴマ葉

トウゴマ茎

トウゴマ



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