ツルアリドオシ（蔓蟻通）

常緑多年草 北海道〜九州の山地の林内に生える。茎は地上をはい、長さ10〜40cmになり、節々から根をだす。葉は対生し、深緑色で厚く、無毛で、長さ1〜1.5cmの卵形〜卵円形でふちはやや波状。茎先に2個並んで花をつける。花冠はふつう白色、まれにややうすく赤みを帯びる。花冠は長さ1.5cmほどで、先はふつう4裂するが、5裂するものもある。内面に白毛があり、花筒の下にある子房は2個が合着している。雄しべは4個、雌しべは1個で細く、先端は4裂する。果実は液果で球形となり、赤く熟し、直径8mmほど、頂に2花のあとが残る。花期6〜7月。（山に咲く花） 学名は、Mitchella undulata アカネ科ツルアリドオシ属

▼2018年5月28日　八雲	▼花は2個ずつつく。	▼花は長さ約1.2cm。
	▼雌しべが短い短花柱花。
▼雌しべが長い長花柱花。

▼2010年6月12日　長花柱花　和久羅山		v花の基部の子房部分で合着している。
▼2004年5月28日　長花柱花　乃白
▼2006年6月18日　短花柱花　鹿島
▼2005年6月4日　長花柱花　上来待
▼2014年9月8日　果実　東忌部
▼果実は直径約7mm。		▼種子が5個あった。
▼4個あった種子、長さ約2.5mm。
▼2011年10月29日　果実　宍道	▼2個の花の痕が残る。
	▼葉身は長さ約1.5cm。
▼2004年10月11日　果実　佐草	▼2004年12月3日　果実　大庭	▼2004年9月20日　果実　乃白

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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