多年草 北海道〜九州の山野の日当たりのよい湿地に生える。根生葉は数個が束生し、長い柄がある。葉身は長さ幅とも2〜4cmの広卵形で、基部は心形。茎葉は無柄で茎を抱く。花茎は高さ10〜40cm、茎頂に直径2〜2.5cmの白色の花を1個を上向きに開く。花弁は5個、雄しべは5個。花粉をださない仮雄しべ5個は、先が糸状に12〜22裂し、先端に小さい球状の黄色い腺体がつく。子房上位で雌しべの柱頭は4裂する。花期は8〜10月。(山に咲く花) 学名は、Parnassia palustris var. palustris ニシキギ科ウメバチソウ属 |
▼2004年10月30日 佐草 雄しべは未開。 | ▼雄しべの3個が開いている。 | |
▼2005年10月23日 佐草 | ||
▼2004年11月13日 果実 佐草 | ▼柱頭の先は4裂する。仮雄しべの先に腺体がある。 | |
▼2004年11月28日 果実 佐草 | ▼2006年10月28日 佐草 | |
▼2006年10月9日 佐草 | ▼2005年10月1日 蕾 佐草 | |