1年草 北海道〜九州の湿地や田の畦に多い。植物体はやや叢生し、匐枝はない。稈は太く、高さ20〜70cm。葉は稈より長く、幅3〜8mm、縁はざらつく。基部の鞘は褐色。花序は散形で複生、15cmに達する花序枝が5〜10個ある。花穂はやや密に小穂を生じ、長さ2〜3cm、中軸の稜に刺毛がある。苞葉の葉身は3〜4枚が花序より長く40cmに達することがある。小穂は線形、長さ5〜8mm、やや扁平、8〜20個の花が2列につき、濃赤褐色。鱗片は広楕円形、長さ1.2〜1.5mm、円頭、中肋は緑色。そう果は倒卵形、長さ1〜1.5mm。柱頭は3個。花期は8〜10月。(岡山県カヤツリグサ科植物図譜) 学名は、Cyperus orthostachyus カヤツリグサ科カヤツリグサ属 |
▼2015年10月3日 西谷 | ▼小穂は赤褐色になる。 | |
▼小穂は軸に斜開してつく。 | ▼花序枝が6本あり、長いものは10cmある。 | |
▼花穂は長さ約1.8cm、小穂を十数個つける。 | ▼花穂の中軸には斜上する毛がある。 | ▼小穂は長さ約8mm。 |
▼柱頭は3岐する。 | ||
▼鱗片は長さ約1.5mm、円頭、中肋は緑色。 | ▼鱗片は果実とほぼ同長。 | |
▼果実は長さ1.3mm、3稜形。 | ▼花茎は長さ約15cm。 | |
▼苞葉は長いものは花序より長く20cm以上ある。 | ||
▼2014年9月27日 八雲 | ▼小穂は赤褐色。 | |
▼苞葉の長いものは長さ約25cm。 | ▼花序枝は長さ約9cm。 | ▼小穂は花序枝に斜開してつく。 |
▼花穂の軸に上向きの毛がある。 | ▼小穂は長さ約6mm。 | |
▼鱗片は円頭、長さ約1.5mm。 | ▼柱頭は3岐する。 | ▼果実は3稜形、長さ約1.4mm。 |
▼稈は長さ約20cm、葉は稈より長い。 | ||