常緑高木 福島県以南〜沖縄の山地に生える。高さ20m、直径50cmになる。樹皮は灰黒色。葉は互生。葉身は長さ7〜10cm、幅2〜5cmの長楕円形で、3脈が目立つ。2本の支脈は葉の先まで達せず、肩のあたりで消失する。葉柄は長さ8〜18mm。淡黄緑色の小さな花が長い柄の先に散生状に数個ずつつく。花被は筒形で上部は6裂する。花被片は平開しない。雄しべは12本。果実は液果。長さ1.5cmほどの球形〜楕円形、10〜11月に黒紫色に熟す。果床は浅い杯形。花期は6月。 冬芽の芽鱗は赤褐色。(樹に咲く花) 学名は、Cinnamomum yabunikkei クスノキ科クスノキ属 |
▼2012年6月14日 美保関 | ▼花被片は6裂し、平開しない。 | |
▼蕾。 | ▼葉腋から長い柄のある散形花序をだす。 | |
▼葉は光沢があり、3脈が目立つ。 | ||
▼裏面は灰褐色。 | ||
▼枝の樹皮。 | ||
▼2009年6月27日 東持田 | ||
▼2006年6月17日 上乃木 | ||
▼2009年11月7日 果実は楕円形 植栽 灘 | ▼果床は浅い杯形。 | |
▼3脈が目立つが、ダニ部屋はない。 | ||
▼2005年12月3日 果実 城山公園 | ▼果床は浅い杯形。 | |
▼2004年8月12日 若い果実 上東川津 | ||
▼2009年8月29日 幼果 枕木山 | ▼葉は枝に平面的に並ぶ。 | |
▼2006年5月14日 花序の展開前 上乃木 | ||
▼虫えい(ニッケイハミャクイボフシ) | ||
▼2008年3月15日 冬芽 枕木山 | ||
▼葉は枝に均等に並ぶ。 | ||
▼2007年1月14日 冬芽 上乃木 | ||
▼2006年2月19日 虫えい (ニッケイハミャクイボフシ) 大庭 | ▼冬芽 | |
▼2006年5月28日 蕾 上乃木 | ||