このサイトについて

 「松江の花図鑑」の管理人、よしゆきです。
 私の住む松江市は、山陰のほぼ中央(北緯35度28分、東経133度3分)に位置し、気候は、冬多雨の北陸型と夏多雨の北九州型の中間型であるとされています。
 北には日本海、南には中国山地へと繋がる山並みがあり、北と南に標高400〜600mの山地が東西に続き、その間に宍道湖と中海という二つの汽水湖が大橋川によって繋がっています。松江市の概要

 私の行動範囲は、ほとんどこの松江市内に限られ、海岸から湖沼域、里山、そして標高600mまでの山地となっています。
 以前はサイト名を「花図鑑・サイクリング日記」(http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/)としていましたが、サーバーを変更したのを機に「松江の花図鑑」(https://matsue-hana.com/)に変更しました(2011.12)。使用していたアップルのサービスが終了するというので、大変な作業で引越しをしました。
 このサイトは当初、松江市に在住する私が松江市及び周辺にサイクリングで出かけたときに見かけた野草、樹木の花の写真や風景写真を掲載していましたが、現在では植物の観察に特化しています。ただ、2016年頃からは、松江の山や三角点を探しに歩いたり、歴史の径として旧道なども探して歩いています。また、2021年からは市内の神社を訪ねることにしました。

 野草・樹木の図鑑では、花の画像は撮影した月毎、科別にサムネイル画像を表示し、名前が分かる場合には名前一覧から検索できるようにしてあります。まだ花の画像のない植物も名前、科名別には掲載しています。
 科別一覧は科名の50音順による一覧とし、属毎に分けてみました。属の順番は不同です。科名はAPG IIl体系によっていますので、従来の図鑑の科名と一部違うものがあります。おおむね科名・属名は「維管束植物分類表」(北隆館2013年)に、和名・学名は「BG Plants 和名−学名インデックス」によっています。また詳細説明の引用元、転載元は説明文の後に()書きで載せています。

 2003年春から野草の花の写真を写し初めて、名前を探すのに手元の図鑑だけではわかりませんでした。
 花を紹介しているいろいろなサイトも名前や科名でしか検索ができないところが多くあり、名前を探すのに苦労しました。
 こんなサイトがあればと、まず考えたのがサムネイル画像のある、写した時期による画像の表示です。
 また他のサイトの多くが花の画像しか載せてなく、特徴ある部分や全体の画像がなく、単なる花の写真集となっていることも考慮しました。できるだけ名前の同定に必要な部分を載せようと思っていますが、写した後で気がつくことが多いので、今後充実させようと考えています。
 サイト作成の経緯について、NHK趣味の園芸2021.1月号(人生百年園芸)で紹介されました。

 載せている植物は松江市内及び周辺の野山の自生種を中心としていますが、庭に植えられているものや公園に植栽されているもの、また園芸種も一部含まれています。2007年11月4日で掲載種が1000種を超えました。最近はシダ植物も含めるようにしました。
 また名前の同定には気をつけていますが、素人ですので間違いもあります。お気付きのものがありましたら是非ご連絡をいただければ喜びます。なお、間違った名前の変更は、変更表記をせずに行っておりますのでよろしくお願いします。

 このサイトでは、植物の細部を確認するため茎、葉、花、果実を採取し画像化しています。一部には植物の採集について絶対反対を主張する立場の方々がいることも承知しています。もちろん貴重種やきれいな花の植物を営利目的や一時的な自己満足のために採取することには私も反対です。しかし、貴重植物などを根こそぎ採取することを除いて、植物体の一部を採取し他と比較観察することは必要なことと思っています。HP「日本の植物たち」の「植物採取に対する私の考え」に全く同感するものです。

 2013年には生物顕微鏡や実体顕微鏡、USBカメラを購入し、カメラでは撮影が難しかった種子などの小さいものの撮影を始めました。顕微鏡はピントが一部にしか合わないので、多焦点合成ソフトを使って、数十枚の焦点をずらした画像の合成を行い1枚の画像を作っています。また顕微鏡に入りきらない大きなものは、2枚以上の画像をパノラマ合成ソフトを使って1枚の画像に合成しているものもあります。

 2009年8月に家の脇の水路にカモの一団が散歩していました。早速写して調べてみるとカルガモのようでした。なんでこんなところにいるのかと、不思議な感じもしましたが、宍道湖に近いせいもあるのかなと思ったりしています。
 今まで鳥は動きもあり写せないなと思っていましたが、なんとか写せる範囲で挑戦してみることにしました。でもほとんどが小さく、また近づくと逃げてしまうので、見かけても写すことは難しいです。どこまで写せるかわかりませんが、「身近な野鳥」として掲載してみます。

 地理院の松江市の地形図には名前の記載された山が58座あります。掲載の基準はわかりませんが、地域の主要な山として、登ってみることにしました。ただ高尾山は自衛隊施設があるため、登山はできません。2016年に高尾山を除いた全ての山に上がることができたので、そのGPSログデータやルートの状況を公開しています。また松江市内の全ての三角点を確認し、そのルートを公開しようと思っています。また、山の中などに昔は人が通ったであろう径が踏み跡として残っており、このような道もたどってみたいと思っています。

 令和2年からは県宗教法人名簿や地図をもとに神社や名もない小祠を訪ねることにしました。

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 掲載している画像はオリジナルですので、著作権は管理人の「よしゆき」に帰属します。写真の使用については、公開しない個人使用(ホームページ、ブログなどへの掲載は公開にあたります。)のみについて、承認無しで使用できます。非営利目的であってもホームページ、ブログなどへの掲載や印刷物による掲示・配付については、承認が必要です。公開の条件は、サイト名「松江の花図鑑」(https://matsue-hana.com/)のクレジットの記載が最低条件となります。また商用出版物や動画・放映への利用などは使用料が必要となります。詳しくはこちらにお問い合わせ下さい。

 植物の詳細な生育場所は、学術研究以外の目的でお問い合わせいただいても、お答えできかねますのでご了承ください。

使用機材
 パソコン iMac (21.5-inch, Late 2009) 3.06GHz Intel Core 2 Duo メモリ4GB(12GBに増設) 外付けHDD 1TB
       macOS High Sierra 10.13
      Intel Compute Stick Windows 10 Home(2016.11〜)
 タブレット端末 MediaPad T3 7
 カメラ EOS M3(2017.4〜)
      EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM
      EF-M11-22mm F4〜5.6 IS STM
      EF-S60mm F2.8 マクロ USM
     FinePix S9800
    (2020年9月30日まではFinePix HS50 EXR、2014年8月まではFinePix HS10、2010年9月まではFinePix S5000、2004年7月まではFinePix2500Z)
     FinePix AX200
 生物顕微鏡 RVL1000(Artec)
 双眼実体顕微鏡 STL-10CN(ケニス)
 照明ライト ROZZ 譜面台用ライト 4LED
 USBカメラ DIGITAL MICROSCOPE IMAGER 44421(CELESTRON)
       WRAYCAM NF500
 画像キャプチャーソフト Debut Video Capture Software
             Captman
             VLC media player
 多焦点合成ソフト ZereneStacker
 パノラマ合成ソフト Hugin、Panorama Stitcher Mini
 画像処理ソフト GraphicConverter
 GPSロガー HOLUX m-241(2010.7.18〜2020.7.18)HoudahGPSでログを取得
        (取得したデータはGPSロールオーバーで、年月日が狂っています。
         Textエディタで開き、現在年月日に全置換すると正常なデータになります。)
         スイッチの故障のため電源が入らなくなりました。
       GNS2000 Plus(ログ読出しはwindows10)
       GT-730FL-S(ログ読出しは、PL2303ドライバをインストールし、HoudahGPSを使用)
       MediaPad T3 7の山旅ロガーで地図表示とログを記録している。
 GPSログ画像  カシミール3D(ソフトがmac非対応なのでWine環境で使用)
 撮影・山歩き携行品 コンパス、虫眼鏡、ピンセット、コンベックス、定規、ノギス、カッターマットA5
           カッターナイフ、ナタ、種子採取用紙小袋。    

過去のサイトの様子
2011年12月〜インターネット・アーカイブ
2002年12月〜2011年10月インターネット・アーカイブ


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