2022-3-28 松江の神社を訪ねる その65 |
2022年3月28日(月) | 松江の神社を訪ねる その65 宍道町 |
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宍道町史にある、小さな神社や神社跡を探してみることにしました。 宍道に入る前に玉湯町柳井の弁慶岩を訪ねました。大きな岩の上に2つの石柱が立っており、一つには「龍王神」と刻まれ、もう一つは「天照大御神」などが刻まれた社日碑でした。また後ろ側には小さな石祠もありました。岩の下には鳥居があり、龍王や社日が祀られているようです。 宍道の八幡原にあるという「八幡宮」は以前にも探しましたがわからず、再度尋ねました。「八幡宮」という名前ではわかりませんでしたが、町史に書かれている「宍道二区の人が祀っている。」ということから、畑の中の大きなサカキの木のたもとの祠へ案内していただきました。近くに「八幡屋」という屋号の家もあるということで、ここで間違いないようです。 佐々布中で、金屋子神社を尋ねると、あの矢谷の奥の祠だろうと、谷の奥の現地まで案内していただきました。谷の道は鉄塔巡視路へ続き、森林公園へ行けるということでした。 佐々布下で「八幡宮跡」を尋ねると、少し離れた場所まで案内していただきました。その場所は、2021年9月5日に神社跡と教えてもらった場所でした。町史には狛犬が残っているとのことでしたが、痕跡もなく違う神社跡と思っていました。今回も狛犬のような痕跡は見当たりませんでしたが、尋ねた方が町史に関係していたそうで、ここで間違いないようです。 『八幡宮跡」を見た後で、地区の荒神へ案内していただきました。加茂社の近くにあり、以前は山で藁蛇を作ってお祭りしていたが、それもできなくなり、社日碑のある場所へ移し、小さな石祠を作ったとのことでした。社日碑の隣には、御崎大神と刻まれた石碑も立っていました。 佐々布の岡の目で広域農道から別れて細い道を西へ向かって上がります。最奥の家で普門寺の天津神社跡について尋ねると、「お寺があったという話は聞いているが、神社のことはわからない。お寺の跡には、お地蔵様がある。」と場所を教えてもらいました。谷を奥まで上がって行くと、山の斜面に、「みさき神」という看板が立っていました。斜面を上ってみると、細い藁蛇がかけられた荒神が祀られていました。ここから少し上がると、作業中の方がおられて尋ねると、「ここら辺が普門寺で、そこにお地蔵様がある。今は頭が壊れてなくなっている。」とのことでした。この寺跡に神社もあったものと思われます。 JR木次線の南宍道駅からさらに金山上の集落を過ぎると、左に川にかかる橋があります。橋を渡って、山の斜面に向かい、つづら折れの急斜面の道を登り、尾根道からピークへ上がると、小さな石祠が立っています。石祠の中には、「大ごんげん」と書かれた石版がありました。 |
玉湯町柳井 龍王神(弁慶岩) |
宍道町宍道 八幡宮 |
宍道町佐々布中 金屋子神社 |
宍道町佐々布下 八幡宮跡 |
宍道町佐々布下 御崎大神 |
宍道町佐々布岡の目 みさき神 |
宍道町佐々布普門寺 天津神社跡 |
宍道町白石金山上 金比羅宮 |