2022-4-28 松江の神社を訪ねる その72

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2022年4月28日(木) 松江の神社を訪ねる その72 布宇神社元宮跡、王子神社跡、久戸の小祠

玉湯町林 布宇神社元宮跡

 布宇神社が現社地に遷る前の元の場所が字「元宮」として残っているというので、資料館で字界図を調べていただくと、鳥ヶ崎の南西の国道と線路の間に字「元宮」がありました。1699年に火災により消失し、その後現社地に再建されています。当時の宍道湖は山際まで迫っていたと思われるので、現在の畑地ではなく、線路近くの少し高い場所にあったと思われます。

   松江の神社

玉湯町林
民家から奥が字元宮
畑になっている。 線路沿いの山際にあったのではないか。



字元宮の位置

字界図

玉湯町林 王子神社跡

 明治40年に布宇神社に合祀された王子神社が玉湯町林の字宮ノ前にあったということで、資料館で字界図を調べていただきました。
 「宮ノ前」の付近の家で尋ねると、「あの民家の門名が宮ノ前で、後ろの竹藪の中にお宮がある。そこの細い道から山への道があるが、今は祀られていない。」と教えていただきました。字名から王子神社で間違いないと思われ、合祀の後も祀られていたようです。

   松江の神社

玉湯町林
本郷三叉路から南へ細い道を入る。


民家の後ろの竹藪へ向かう。


細い道を上がって行く。

舗装路を外れ林内へ入る。


ピークの手前で右の竹藪へ入る。

藪を奥へ向かう。

奥に祠が見える。








宍道町東来待久戸 久戸の小祠

 小祠について、名前などがないかと尋ねましたが、「えびす・だいこくさんと呼んで、屋風呂神社のお祭のときに一緒にお祭りをしている。」とのことでした。

   松江の神社



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