2022-5-10 松江の神社を訪ねる その76

松江の花図鑑>日記



2022年5月10日(火) 松江の神社を訪ねる その76 宍道町白石 八幡宮跡、西来待 八幡宮

宍道町

 神社跡を探して山を歩いていると、ギンリョウソウやキンランが咲いていました。
 植木鉢に芽を出した対生の葉をつけた草を、何だろうと残しておいたら、蕾ができてきました。どうもアカバナのようです。

   松江の神社

宍道町
ギンリョウソウ
宍道町
キンラン
5月13日 玉湯
アカバナ

宍道町白石 八幡宮跡

 宍道町史に、「八幡宮 宝暦2年(1752)の棟札によれば字椎山の地に遷座とされている。1908年(明治41)、身武智神社の境内社となる。」とあります。宍道町歴史資料集(地名編)によって、字名「椎山」を探すと、石宮神社の南の山に「椎山」を見つけることができました。またこの山には、「椎山第1号墳」をはじめ椎山古墳群があります。近くの方に尋ねると、「よくわからないが、古墳の近くにあったのではないか。」、また高齢のお婆さんにも尋ねましたが、「このあたりにあったらしいが、今は身武智神社の境内にある。」ということで、あまり情報が得られませんでした。

 「古墳の近く」という情報を頼りに、丘の上の「椎山第1号墳」の案内標識に従って、民家の石垣の脇から山へ向かいました。説明板の前から左へ折れて林内へ入ると、山道には敷石が残っていました。案内標識から右へ折れると、すぐに古墳の後円部が見えてきます。
 古墳から先程右折したところへ引き返し、さらに直進すると頂上部は平坦な場所となっています。昔は家があったのか、やかんなどのゴミが散乱していました。古墳の近くに神社があったとすれば、この平坦な頂上ではないかと思われますが、情報不足です。

   松江の神社

宍道町白石
北から見た字椎山のある山
東から見た字椎山のある山 案内標識がある。

民家の石垣の脇から山へ向かう。
説明板の前から林内へ入る。

敷石が残っている。
案内標識で右折する。

すぐに古墳が見えてくる。 引き返して頂上へ向かう。 平坦な頂上にあったかもしれない。





宍道町西来待大野 八幡宮

 宍道町史に、「西来待大野地区にあり、明治39年に廃社になった後にも個人宅で祀られている。」とある八幡宮を探しました。地区で尋ねると、「個人宅で祀られていたが、もう神社へ返されたようです。まだお宮は残っているかも知れません。」とのことで、個人宅を訪ねましたが不在のため、今日は確かめることができませんでした。



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑