コマツナギ(駒繋)

落葉小低木
本州〜九州の草地や川の土手、道ばたなどの日当たりがよく、やや乾いたところに群生する。高さ40〜80cm。茎や葉に伏毛がまばらにある。葉は奇数羽状複葉。小葉は7〜13個あり、長さ0.8〜1.5cmの長楕円形。葉腋に長さ4〜10cmの総状の花序を出し、淡紅紫色の花をやや密につける。花は花序の下から咲き上がる。花は長さ4〜5mm。豆果はまっすぐな細い円筒形で、長さ2.5〜3cm、幅2.5〜3mm。熟すと茶褐色になり、裂開して緑黄色の種子を3〜8個だす。花期は7〜9月。(野に咲く花)
学名は、Indigofera pseudotinctoria
マメ科コマツナギ属
 一方、低木から小高木状で高さ4mに達するものがあり、中国原産の種子から育ったもので、近年に道路法面など日本各地に多く見られ、キダチコマツナギやトウコマツナギの名もある。この植物はコマツナギに酷似し、2010年の英文中国植物誌では両者は同一種として表記の学名(Indigofera bungeana)を用いている。(日本の野生植物)



トウコマツナギの可能性もある。
▼2019年8月31日 島根

コマツナギ花

コマツナギ花

コマツナギ花

コマツナギ葉

コマツナギ

コマツナギ




▼2006年6月18日 下佐陀

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

▼2005年7月23日 東持田

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ


以下のものは高さ2m以上あり、法面緑化のために植えられたもので、トウコマツナギのようです。
▼2009年9月5日 幹5cm以上、高さ2m以上。 玉湯去年の果実

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

コマツナギ

▼2006年10月28日 果実 佐草▼2007年2月12日 果実 佐草

コマツナギ

コマツナギ

▼2007年2月12日 冬芽 佐草

コマツナギ

コマツナギ

▼2003年6月7日 東出雲

コマツナギ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑